2013年3月12日火曜日

09.1万円以上のスピーカー

1万円以上のアクティブ・スピーカーとなると、音質もかなり良いものになってくるので、通常の使用で音に不満が出ることはあまり無いでしょう。 あとはサイズや使い勝手など、ご自分のPC環境に合ったものを選ぶようにして下さい。

BOSE Companion2 Series II (10,500円)

ボーズの小型スピーカーで、色はブラックとシルバーが選べます。

スピーカー・ユニットをむき出しにして見せる製品が多い中で、これはボーズらしくネットで隠されていますが、中身は57mmフルレンジ1発で背面にバスレフのロング・ポートが付くという、ごく普通のものです。 
それでも BOSE というブランド名とロゴ・マークだけでも結構売れるでしょう。 お金を出して商品を購入する場合、知名度や信頼性は大きなものだからです。

ヘッドフォン端子が付きますが、ヘッドフォン・プラグを挿し込むとスピーカーはミュートされます。
アナログ入力(RCA)端子は二系統で、同時再生も可能ですが、切り替えスイッチはありません。 電源アダプターが別に付きます。→ メーカー・ホームページ



ONKYO WAVIO アンプ内蔵スピーカー GX-D90 (11,800円)

オンキョーの2ウェイ・スピーカーで、ブラックと木目が選べます。

右スピーカー正面に、ヘッドフォン端子とヴォリュームつまみ、それに低音と高音が独立したトーン・コントロールつまみも付いています。

背面にはアナログ(RCA)入力端子の他に、デジタルの光/同軸入力端子とその切替えスイッチが付き、 サブ・ウーファー用出力端子も備えています。
見た目の印象も含め、いかにも音響メーカーの製品という感じがします。
→ メーカー・ホームページ



NUFORCE(ニューフォース) CUBE(キューブ) (12,600円×1個)

NUFORCE(ニューフォース)は USB DAC のページでも紹介しましたが、カリフォルニアを拠点とするメーカーです。

これはペア・スピーカーではなく、縦・横6cmのキューブ1個の中にスピーカー・ユニットと、USB DAC と、ヘッドフォン・アンプと、リチウム充電池を詰め込んだオール・イン・ワンのユニットです。
6cm角というと丁度ルービック・キューブと同じサイズで、それにPCや携帯端末をつないでどこでも手軽に音楽を楽しもうというコンセプトのようです。

アマゾンでの唯一のレビューによると中々音は良いようですが、 ボーズやオンキョーの製品を見たあとでこれを見ると、よほどのニューフォース・ファンか、実際に音を聴いて感動した人でなければ買いたいとは思わないでしょう。

色は シルバーブラックレッドブルー の4色から選べます。  重量は約170gで専用のキャリー・ポーチが付き、充電池で8時間の再生が可能とか。 入力プラグの抜き差しで電源が ON/OFF するので、使わない時はプラグを抜くこと。
→ 詳しいことはこちら



YAMAHA NX-50 (13,800円)

ヤマハのアクティブ・スピーカーで、色はシルバーの他に ブラック (14,600円)もありますが、アマゾンでは価格が少し高く、直販サイト ではオレンジとパープルも選べます。

ユニットはネットで隠れて見えませんが、下側に7cmフルレンジ・ユニットが1発で、上側にバスレフのポートが付くという、ごく普通の構成です。

右スピーカー正面にヘッドフォン端子とヴォリュームを備え、二つの入力端子(ステレオ・ミニ)が付きますが、「おまかせミックス機能」により、入力端子に接続した2つの機器のソース切り替えも不要とのことです。
また入力信号の有無によって、自動で電源ON/OFFする「オートスタンバイ機能」を搭載しています。

「音量に合わせた低域補正を自動で行うラウドネスコントロールも搭載し、小さなボリュームでも迫力のある再生音を実現」―とありますが、自分で低音の調整をしたい方には不向きかもしれません。 どちらかというと、PCオーディオより気軽なTV向けのようです。
→ メーカー・ホームページ


JBL デュエット2 DUET2BLKJ (14,385円)

「生産完了品につき、流通在庫のみ」―ということですが、一応載せておきます。
変わった形という以外、フルレンジ・ユニット1発だけの普通のスピーカーですが、JBLというブランド名とロゴ・マークだけでもある程度売れるでしょう。
これも右スピーカー上にロータリー式のスイッチ兼ボリュームがあり、電源アダプターが別に付きます。 → 詳しくはこちら



JBL CAS-33 (15,998円)

JBLの2ウェイ・スピーカーです。

幅85mm、高さ181mm、奥行174mm のサイズで容積を確保するための奥行きもあり、いわゆるスピーカーらしい形をしています。

右スピーカー横にヘッドフォン端子が付き、背面には二系統のアナログ入力(RCAとステレオ・ミニ)端子を備えています。
音量の調節は「+」「ー」ボタンで、ヴォリュームと違って見た目での判断はできません。

これもかつてのJBLブランドに憧れを持つ熟年層には手頃な価格に思われるでしょうが、中身は「Made in China」の中国製で、見た目にも高級感はありません。
電源アダプターはプラグと一体型の、かなり大きなものが付きます。
→ 詳しくはこちら



FOSTEX PM0.4n プロフェッショナル・スタジオモニター(ペア) (16,560円)

Fostex(フォステクス)のスタジオモニター・スピーカーで、元々 1本単位 で売られているものですが、単品で購入する人はあまりいないと思うので、ペアの方を掲載しておきます。

プロ用モニターというだけあって、各スピーカーごとにアンプやヴォリュームを備えているので、電源ケーブルは2本になるし、普通の用途には使いづらいかもしれません。

色はブラックの他に、ホワイト/レッド/バイオレット/イエロー(単品のみ) が選べます。

ヴォリュームは背面に付けられていますが、まとめてコントロールしたい場合は FOSTEX ボリューム・コントローラー PC-1e (1,600円)を別途購入してつなぎます。→ 接続方法

→ メーカー・ホームページ

PM0.4n をカラフルにして、ボリューム・コントローラーと二口電源コンセントをセットにした FOSTEX PA-2 (17,134円)もあります。


audio-technica アクティブスピーカー AT-SPS7
(16,800円:生産完了品)

audio-technica (オーディオ・テクニカ)は、主にヘッドフォンやレコード針のカートリッジなどで実績のある会社ですが、スピーカーに関してはフォステクスと比べるべくもないでしょう。 とても同じ価格のスピーカーとは思えません。

スピーカー・ユニットはフルレンジ1発で、背面にバスレフのポートがあるだけの、ごく普通のスピーカーです。
正面のバッフル板はアルミ材ですが、後ろのケースはプラスティック製で箱鳴りがしそうです。
スイッチ兼ヴォリュームが右スピーカーに付いていて、入力はステレオ・ミニ端子のみで、他にはプラグ一体型の電源アダプターが付いているだけの、良くいえばシンプルな製品です。

既に生産が完了しているようですが、一応参考までに掲載しておきました。 色はGM(ガン・メタリック)とSV(シルバー)があります。 
→ メーカー・ホームページ



TIMEDOMAIN mini (18,800円)

TIMEDOMAIN(タイムドメイン) は京都にある従業員5名の小さな会社です。

「従来のフレケンシードメイン(周波数領域)の理論が周波数特性や歪み特性を基にしているのに対し、時間を中心に考え音を忠実にリスナーに伝えようというのが タイムドメイン(時間領域)の理論で、社名はその理論からとったもの」―というのが社長である由井啓之氏が提唱する理論なのですが、再生する音源によって良くも悪くも聴こえることから評価も大きく分かれています。

タイムドメイン・スピーカー というとこれまでは円柱形で、ユニット背面に大きな錐(すい)をぶら下げるためスピーカー・ユニットが上を向いており、音を上に放出する「無指向性」スピーカーといった形でしたが、これはただのコンパクト・スピーカーのように見えます。 もしこの形で重低音まで再生できるなら、大型スピーカーやサブ・ウーファーは一切不要となるでしょう。

80年代に全盛を極めた大型スピーカーとは対極にあるサイズと形ですが、 理論だけで内部構造がどんな風になっているのか分からないし、音の方もまだ試聴したことがないので分かりません。→ 詳しくはこちら



TIMEDOMAIN light (18,800円)

タイムドメイン・ミニより、更に小型のアクティブ・スピーカーです。

メーカーのホームページにある「ミニかライトで悩まれている方へ」という説明によると、
「TIMEDOMAIN mini は存在感があり迫力のある音でコンサートホールの後列で音の全体を楽しむ感じ。
TIMEDOMAIN Light はコンパクトで可愛くておしゃれ、音は繊細でナチュラル、コンサートホールで一つずつ楽器の音を確認しながら聞く感じです。また小さいのでどこにでも持ち運べます。」 ―とのことです。→ 詳しくはこちら



ONKYO WAVIO パワードスピーカー GX-100HD (20,300円)

オンキョーの正統派ブックシェルフ型2ウェイ・スピーカーです。 上のタイムドメインのミニ・スピーカーとは対照的ですね。

右スピーカー正面にヘッドフォン端子やヴォリュームつまみ、低音/高音が独立したトーン・コントロールつまみが付いているのは下位機種の GX-D90 と同じです。

背面には100V用の電源ケーブルと電源スイッチ。
入力はアナログがRCA端子、デジタルは光と同軸の二系統で切替えスイッチが付き、サブ・ウーファー端子も備えています。

エンクロージャー(箱)の内容積が3.5ℓ、W140×H260×D194mm のサイズですが、PCのそばに置くのであればこれでも大きい部類に入るでしょうか。→ メーカー・ホームページ



YAMAHA パワードモニタースピーカー MSP3
(12,300円×1本)

ヤマハのホーム・スタジオ用モニター・スピーカーで1本単品で売られていますが、普通は2本ペアで使うでしょうからこの価格帯に入れておきます。 
ペア売りはこちら→ MSP3 (ペア:23,600円)

電源ケーブルや電源スイッチやヴォリューム類は各スピーカーに付いていますから、普通にペアで使う場合はちょっと使いづらいと思います。

入力端子はアナログ二系統で、Line1:RCAピン(アンバランス)/Line2:XLR & フォン(バランス、パラレル)で、正面右側に各ラインのレベル・コントロールつまみがあり、左側には低音と高音のトーン・コントロールつまみを備えています。
→ メーカー・ホームページ



BOSE Companion20 (26,250円)

BOSE (ボーズ)のPC用アクティブ・スピーカーです。

7cmの小型フルレンジ・ユニット1発ながら、長めのバスレフ・ポートと非防磁型の強力マグネットにより、サブ・ウーファー無しでも迫力の低音を再生できるとのことです。 
防磁型ではないから液晶ディスプレイ向けで、ブラウン管TVのそばでは使用できません(色むらが出ます)。

ヴォリュームなどを調節する有線のコントロールポッドが付き、それにヘッドフォン端子や外部入力端子なども付いています。
これも電源アダプターは別に付きます。

同じ製品の 並行輸入品 もありますが、正規代理店の保障や修理は受けられませんのでご注意ください。→ 詳しくはこちら



FOSTEX プロフェッショナル・スタジオ・モニター PM0.5n (13,200円×1本)

フォステクスのモニター・スピーカーで、これも1本単位で売られており、色はブラックの他に ホワイト も選べ、ペアだと26,400円になります。

これも PM0.4n と同様スピーカーが1本で独立していますから、ペアで使用するには FOSTEX ボリューム・コントローラー PC-1e (1,675円)などを別途購入してつなぐ必要がありますから、トータルで28,000円ほどになります。

PM0.5n + PC100USB とセットで売られているものもありますが、そのボリューム・コントローラーは USB DAC を内蔵しているので、34,800円と割高になっています。 USB DAC が無い場合を除き、普通のボリューム・コントローラーで充分でしょう。

→ メーカー・ホームページ




BauXar アンプ内蔵タワー型スピーカー タイムドメイン理論再生技術 Marty101(White) / Marty101(Silver)
(29,600円)

BauXar(ボザール) は 韋文彬(イ ブンヒン)という人が代表を務める神田のビルの一室にある株式会社(未上場)という以外、社員数や資本金は公表されていません。
このスピーカーは由井啓之氏が提唱する「タイムドメイン理論」と、30万円もするタイムドメイン・スピーカー「Yoshii9」に感激した技術者の栗田真二氏が、韋文彬社長の依頼のもと、台湾で設計製作した「Yoshii9」の1/10の価格で手に入るタイムドメイン・スピーカーということです。
→ 由井氏と栗田氏のインタビュー記事

タイムドメイン・スピーカー というのはスピーカー・ユニットが上を向いた無指向性スピーカーで、再生する音源の録音状態によって良くも悪くも聴こえるので評価が分かれますが、由井氏によると音が悪く聴こえるのは録音状態が悪いからでスピーカーのせいではないということですが、要するに聴くソース(音源)を選ぶスピーカーだということでしょう。

従来のスピーカーの音に慣れた人が聴くとかなり違う聴こえ方をするので、最初は新鮮に聴こえるようですが、こればかりは実際に聴いてみるしかありません。
→ 詳しくはこちら



BOSE Computer MusicMonitor (B) / M2 (S) (31,500円)

BOSE (ボーズ)の手のひらサイズのコンパクト・スピーカーです。

エンクロージャー(筐体)にアルミ材を用い、バスレフのポートの代わりに二つのパッシブ・ラジエーター(ドローン・コーン)を採用して、小型ながら低音が再生できるようになっています。

入力端子はステレオ・ミニ端子のみですが、離れたところからでも操作できるリモコンが付属し、電源アダプターは別に付きます。
→ 詳しくはこちら



ONKYO WAVIO GX-500HD (35,270円)

オンキョーのアクティブ・スピーカーのフラッグシップ・モデルです。

バスレフの2ウェイ・スピーカーで、前面にヘッドフォン端子やヴォリューム・コントローラーがあるという形は下位機種と同じですが、一番の違いは使っているユニットとサイズでしょう。
W169×H263×D240mm、内容量5ℓとPCの横に置くにはかなりの大きさで、電源ユニットを内蔵しているので発熱も結構あるようです(フォステクスでは背面にヒートシンクを付けています)

背面のインターフェイスは、アナログ入力(RCA)端子が二系統、デジタル入力(光/同軸)が二系統で切替えスイッチが付き、サブ・ウーファー用の出力端子も付いています。
→ メーカー・ホームページ


サブウーファー付きアクティブ・スピーカー

JBL CREATURE3 (BLKJ) / (WHTJ)
(BL:11,425円 / WH:12,800円)

JBLのアクティブ・スピーカーには変わった形が多いですが、その中でもこれはかなりの異色作で、好き・嫌いが分かれそうなモデルです。

クリーチャー(生き物)というネーミングですが、どう見てもタコの親子にしか見えません。 
右サテライト・スピーカーのパッドがタッチ・センサーになっていて、ヴォリュームのアップ/ダウンの他、両方を同時に触るとミュート(消音)もできます。

TREBLE(高音)とBASS(低音)コントローラーも搭載し、AC電源アダプターが別に付きます。→ 詳しくはこちら



harman ハーマンインターナショナル SOUNDSTICKS 3 (18,000円)

harman/kardon(ハーマン・カードン) ブランドの 2.1ch スピーカーです。 JBLがタコのようだとしたら、こちらはクラゲでしょうか。 

透明なケースが目を惹きますが、これはガラスではなくプラスティック製とのこと。
ツイーターが縦4列になっているサテライト・スピーカーだけでも充分に奇抜ですが、サブ・ウーファーはスピーカー・ユニットを床面に向け、背後にバスレフのポートを備えているのがスケルトン・ケースなので良く分かります。

サブ・ウーファーはシャドー・ベースボックスとして見えない所に置くのが一般的ですが、これはむしろ目立つ所に置きたくなるのではないでしょうか。
これも右サテライト・スピーカーのタッチ・パッドでヴォリュームの上げ/下げをして、サブ・ウーファー背面に低音調節のヴォリュームがあります。
電源アダプターは別に付きます。→ 詳しいことはこちら



BOSE Companion3 II (39,800円)

ボーズの 2.1ch アクティブ・スピーカーです。 これより少し高い Companion5 もありますが、一番の違いはサテライト・スピーカーであちらは擬似サラウンド用にスピーカー・ユニットが二つ付いていますから、PCで音楽を聴くならこちらでしょう。

「3メートルほど離れたミドルフィールド(中距離)・リスニングも広範囲でカバー」―とありますが、ヴォリュームなどを調節するコントロール・ポッドは有線でサブ・ウーファーにつながりますから、置き場所もケーブルの長さの範囲内となります。 また電源スイッチはサブ・ウーファーの背面に付いているので、操作はやりづらそうです。

この製品は代理店のホームページには掲載されていないので、既に生産完了のようで詳しいことは分かりません。



BOSE Companion5 (42,000円)

BOSE Companion3 II と形が似ていますが、こちらはサテライト・スピーカーが大きくユニットが二つ付いていて、擬似サラウンドが楽しめるモデルとなっています。
映画などを観るには良いでしょうが、音楽を聴くなら Companion3 II の方が良いでしょう。

これも手元で音量調節やミュート(消音)ができるコントロール・ポッドが付き、それにヘッドフォン端子や外部入力端子を備えています。 サブ・ウーファー背面に低音調整のヴォリュームが付きます。
電源スイッチは無く、無音状態が続くと自動的に「スタンバイモード」に切り替わり、その時の消費電力は6W以下とのことですが、省エネを考えるなら電源アダプターを抜くしかありません。→ 詳しいことはこちら

これ以上の価格のスピーカーも沢山ありますが、入門編にはふさわしくないのでこれくらいにしておきます。 2~3万円のスピーカーでも不満が出るようになったら、その時には更に上の機種を検討されると良いでしょう。

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