2013年3月19日火曜日

02. オンボードのDACについて

デジタル機器のパソコンは、そのままではアナログ機器のスピーカーやヘッドフォンから音が出ないので、オンボード(基盤上)に簡単な DAC(デジタル/アナログ・コンバーター)のサウンド・チップが内蔵されています。

古い Windows XP パソコンの頃は AC'97 という簡単なチップが主流で、とても「音を楽しむ」というレベルではありませんでした。 最近のPCでは HD Audio という後継規格が主流になっていて、特にサウンド・カードなどを使わなくても、アクティブ・スピーカーをちょっと良い物に替えるくらいでまずまずの音が楽しめるようになっています。


音楽は料理と同じで上を見ればキリがありませんが、最初はあまりお金をかけず、今あるアンプやスピーカーなどを活用することから始めてみると良いでしょう。

自分のパソコンのサウンド機能を調べる

ウィンドウズ・パソコンの場合、「コントロール・パネル」から「サウンドとオーディオ・デバイス」のプロパティを開くと、オンボードのサウンド・チップの規格が分かります。
(私の場合は外付けのサウンド・デバイスを接続していて、オンボードのチップは使っていません)

古いWindows XP 以前のパソコンでしたら AC'97(オーディオコーデック キュウジュウナナ) のはずで、その場合は別途 DAC を用意しないと満足の行く音は出ません。

2005~2006年以降の比較的新しいパソコンには HD Audio(エイチディー オーディオ)が使われていることが多く、その場合は昔の安いサウンド・カードなどより音が良いこともあります。
とは言っても、ノートブック・パソコンや液晶ディスプレイの内蔵スピーカーではその能力が引き出せないので、アンプやミニ・コンポをお持ちでしたら試しにつないでみると良いでしょう。
ただPC内部にはノイズが多く、オンボードのサウンド・チップやサウンド・カードなどはその影響を受けやすいので、ヘッドフォンで聴いた時にノイズが入らず良い音で聴けるなら、アンプにつないでも良い結果が得られると思います。

PC の音声出力端子はステレオ・ミニジャックになっているので、通常はアンプ内蔵のアクティブ・スピーカーに接続しますが、それをアンプやミニ・コンポなどにつないでみると、結構良い音で聴けたりします。 もしそれで満足できなければ、その時点で新たにDACを購入すると良いでしょう。 大した手間はかかりませんから。

アンプやミニ・コンポにつないでみる

RCA端子/ステレオ・ミニプラグ変換ケーブル

アンプの入力端子は赤/白のRCA端子ですが、PC側の出力端子はステレオ・ミニジャックなので、こうした変換ケーブルを使えば1本で両方をつなぐことができます。 
長さによって値段が違いますが、1m.で450円、2m.で600円くらいでしょうか(価格は変動あり)。

オーディオはケーブルによっても音が変わりますが、これくらいの出費でPCオーディオが始められるなら安いものでしょう。 私も2m.のものを使ったことがありますが、値段の割には良くできていると思います。

ステレオ・ミニプラグ・ケーブル

ミニ・コンポのLINE IN(入力端子)やAUX(外部入力端子)はステレオ・ミニジャックのことが多いので、こうしたステレオ・ミニプラグ端子のケーブルを使います。
1m.で400円、2m.で550円くらいです。

附属スピーカーにこうしたケーブルが使われていることが多いので、あるなら無理に買う必要はありません。

キチンとしたアンプとスピーカーを通して聴いてみると、PCに取り込んだ圧縮ファイルでも結構良い音で聴けることがありますから、まずは試してみることです。

アクティブ・スピーカーをつないでみる

アンプ(増幅器)やミニ・コンポが無い場合でも、簡易アンプ内蔵のアクティブ・スピーカーをつなぐと、チャチな内蔵スピーカーとは比べものにならない音を楽しむことができます。

薄型の液晶TVでもそうですが、薄型ディスプレイの内蔵スピーカーというのは「一応音が出る」といった程度で、とても音楽を楽しむことはできません。

スピーカー・ユニットは後ろにも音圧が出ているのですが、それを塞いでしまうと空気がバネのように働いてこもった音になってしまうし、ある程度低音を出すためには大きめのユニットと、それを容れるエンクロージャー(箱)が必要となってきます。

薄型スピーカーや液晶ディスプレイ内蔵のスピーカーは、形優先で肝心の音を犠牲にしていますから、それで音楽を聴くとなると不満も出るという訳です。 
最近ではサブ・ウーファー付きの小型アクティブ・スピーカーで、数千円という値段の割りにかなり低音が出るものもありますから、それなら PCのみならず薄型TVなどにも気軽に使えるでしょう。

 これはかなりの種類があり価格も様々ですから、別の章を設けて取り上げるつもりです。

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